店主ノート
それは
2014年08月21日(木) 11:53
8月21日 10時08分
前回はすいませんでした。
牛乳を買い忘れたばかりに途中で話しが終わりまして。
おかげで無事に最後の2本を買えました。
それでは話しの続きをします。
それは店の個性です。
特に料理です。
そう、料理がマンネリ化してるのに気づいたんです。
オープン前はもちろん料理を考えました。
この立地と環境を克服する位、お客様が納得する料理を揃えようと
当たり前だけど難しい『美味しくて安い』を目指したはずだった。
完成するまでに一ヶ月もかかり、さすがの肉好きな僕が毎日の試食で暫くは肉は食べたくないと思ってやっとこ完成した。
炭焼きスペアリブ
酒が一滴も飲めない僕が酒の肴にピッタリと思って揃えた。
珍品 タコの白子
居酒屋では鉄板メニューのホッケ焼を差別化したく残った皮と骨で当時暇だったのでたまたまアラ汁にして出したら大ウケして、それ以来はそのアラ汁が食べたくて注文する。
根ボッケ
後はトロロステーキかな。
と僕の願い通りに看板メニューになってくれました。
それでも当時はまだ客数が少なく売り上げを穴埋めするのに朝から弁当の配達のバイトをしました。
九ヶ月間は睡眠時間は平均⒊5時間でした。
それから、ラジオ番組と雑誌に取り上げられ勢いにのり移転して広げました。
席数も2倍ななり、多くのお客様に支持されありがとうございますの感謝の気持ちでいっぱいでした。
とここまでは良かったんです。
でも、気づいてなかってんです。
オープンの時『初心忘れべからず』を肝に命じたはずだった。
それを少しずつ崩す状況が忍び寄って来たことに
それは時間と体力の限界が忙しさにカマくれて料理に僕の個性が出なくなったんです。
席が2倍になると今迄やってきた仕込み時間や営業してからの忙しさからくる体力の消耗と全てが⒉5倍になってしまい。
えっ!何で⒉5倍?
年をとりました(笑)
そうなんです。
料理に僕の経験、発想、努力、センスがなくなってしまったんです。
こんな調子で更に移転しても結果は見えてます。
お客様を掴むのも大切ですけど
それよりもお客様の味覚を掴む。
良くありますよね。
遠くても、ちょっと店が汚なくても、主人が無愛想でも、安かろう高かろうでも
お客様に支持されてる店がいっぱいあります。
だから、やっとこも10月12日からは
復活の『初心忘れべからず』です。
全てを見直してスタートしたいと思います。
お忙しい中、長々と時間を費やし読んでもらい
ありがとうございます。
コメント
カジ
応援してます、頑張ってください!!
2014年08月25日(月) 11:47 AM
master
カジさん、応援ありがとうございます。
励まれされます。頑張ります。
2014年08月26日(火) 2:13 AM
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