店主ノート

二人目…(泣)

2020年02月03日(月) 9:24

2月3日 8時42分

僕にとって悲しい話しをします。

去年の10月で当店もオープンして何とか10年経ちました。

10年も経つと楽しくも嬉しくも良くも悪くもいろいろと思いでがあります。

特に僕は記憶力が良いもんで鮮明に覚えてる事も多々あります。

今回は悲しいことがありました。

たくさん、たくさん常連さんがいる中でIさん(52才.男)が旅立ちなさいました。

Iさんはプリンス会館からの常連さんです。

当店に来たきっかけは

『やっとこ東京宣伝部長.Oさん』のご紹介で来てくれました。

OさんとIさんは同級生なんです。

Oさんと一緒にススキノ駅のすぐ近くの中心店に伝説の椀盛を食べに来てくれました。

そして、去年、Iさんは倒れて入院をしたんです。

その時は本人に励ましMessageを送り、その後、退院して

『また、マスターのとこで美味しい魚を食べに行きます!』

これが最後のやりとりになりました。

今でもハッキリと覚えてます。

初めてIさんが店に一人で来て話しをした光景を。

実はIさんの前に旅立った常連さんがいます。

その方もプリンス会館のオープンの時から常連のNさんが連れて来てくれて、それからは他の方を連れて来てくれました。

来てくれてから、1年後くらいに旅立ちました。

その常連さん(34才男)は自ら命を断ちました。

紹介してくれたNさんが教えてくれました。

詳しく話しを聞いたら

亡くなる前の日に3人で来てくれてたんです。

帰り側に元気に

『この根ボッケのアラ汁で作ったお茶漬け美味しいー!また、来るからー!』

この光景も鮮明に覚えてます。

すいません。

このような話しで。

ご冥福をお祈りします。

 

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