店主ノート

本日、12日は何の日 その2

2023年10月14日(土) 8:54

10月14日 7時28分

その1の続き(その1から読まないとわからないよー)

そこで考えたのが同じ会館の真向かいにある空き店舗への移転です。

席数は約2倍の28席

早速、大家と交渉して👌

もうね、真向かいなので営業しなが少しづつ食器などを持っていきました。

キッチンが狭過ぎました。

後ろは人が通れなかった。笑

半個室で仕切りを外すこともできたので使いかってが良かった。

オープンから来てくれてる常連さんからは今の店も含めて2件目の店が一番良かったと言ってます。

隠れ家的な居酒屋と。

親しい仲間にしか教えたくないとか言ってました。

👇これが2件目です。

この店に移転してからはお客様も増えどんどん認知され

常連さんが連れて来てくれたら

連れて来られたお客様が別の日に違うお客様を連れて来てと

どんどんお客様が増えて来て自分の判断は間違ってなかたと有頂天になってきてました。

それはそうです。

会社勤めとは違って自分がトップ

このままでいるかそれとも移転するか。

その決断が当たれば。

そりゃー!自信満々になり調子にのりますよ。

でも、そんな僕の喜びも2年後にまさかの災難(火事)になると思っていなかった。

この災難の前触れが1年後にありました。

確か曜日は週末だったと思います。

営業していて22時頃に館内の火災探知機が鳴りました。

良くこの火災探知機はちょっとの煙でも鳴っていて。

僕はまたどっかの店で煙を出しているなのと。

当時はこのプリンス会館には地下から3階にかけて居酒屋.焼肉屋.スナック.一杯飲み屋等が確か…16店舗くらいが入ってました。

その警報機の音が鳴ったり止まったりと繰り返していました。

その時間帯に当店のお客様は3組合計6人いました。

バイトは常連さんから『カオリ姉さん』と呼ばれていたスタッフ1人と僕でした。

僕は廊下に出て確認しました。

なんか少し焦げる匂いに薄っすらと白い煙が…

実はその時、地下1階の店が火事を起こしていました。

店に戻って来たら

お客様に『大丈夫ー?』と言われましたけど。

僕は火事の怖さを知らなくて

ちょっと焦げくさいですけど大丈夫だと思います。

それから10分くらいして

気になったので2回目廊下に出て確認するとさっきより白い煙が多くなり匂いも強い。

戻ると、店もちょっとだけ焦げ臭いかなと。

ここで本来ならお客様を避難しないといけないのになんと火事の怖さを知らない僕は店のシャッターを閉めて営業しようと。

お客様からは『本当に大丈夫!』

シャッターを閉めたは良いが

僕はヤバイかなと思って迷って5分くらい経ったら

シャッターをドンドン!!!と叩く音が開けたら

消防士の人が『何をやってんだ!早く避難しないと駄目だろー!死ぬぞ!』と怒られ。

お客様にお絞りを渡し口に当てて

廊下に出るとさっきより煙が多かった。

降りて外に出たら野次馬とテレビ局と消防車(梯子車含めて5台)と救急車がいてビックリ‼️

最後に避難したのは僕の店でした。

どうやら、消防士の人が同じ階の焼肉屋の人に『店の人は全員避難してますかね?』と聞いたらしく。

同じ階だったのでやっとこのマスターが避難してないことに気づいて。

『3階のやっとこのマスター』が居ないと言ってくれたんです。

質問されたのが同じ階だったから良かったですけど。

もし、質問する人を同じ階でなく違う階だったら気づかなかったと思い。

その日、火事で一番怖いのは煙を吸うこととそれまで火傷かなと

無知とは怖いもんです。

それを思うとお客様に何事もなくカオリ姉さんにもそして僕にも。

次の日は2階までが煙の匂いが残り、地下は全滅。

僕の店は何とか営業しました。

電話が数多く鳴りましたよ。

だいたいが予約でなく

『大変だったね。』

『マスター、テレビに映ってたぞー!』

『予約している日は宴会できるんだよねー?』

この前触れがそれから1年後に起きる

全国放送にもなってしまった。

札幌はススキノのプリンス会館の全焼火事になるとその時は僕も含めて各店舗の店主は思ってもいなかったと思います。

その火事は忘れもしない11月…

すいません。

今日は予約で満席なので仕込みが多く続きは今度にします。

👇この落花生もエビ煎餅も極旨!

 

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